助産師の仕事は、出産に立ち会えるというやりがいある仕事ですが、大変な面もあります。
命にかかわる仕事であるため、その緊張感やプレッシャーは相当なものです。
最近では高齢出産も増えているため、緊急事態に直面することもありストレスが多い仕事ともいえるでしょう。
また、お産が予定通り終わらず、勤務時間が伸びることがあったり、オンコールに対応しなければならないことも。
勤務時間が安定しないので、体力的にきついと感じることもあるでしょう。
助産師の仕事は、知識やスキルが求められ、助産師として働き始めたばかりのころは、なかなか思うようにいかず、先輩に叱られることもしばしばです。
また、分娩介助は助産師の資格取得の際に経験しているものの、職場では他の業務もこなしながらになるので、大変だと感じるかもしれません。
同僚や上司、妊婦さんとその家族などとの人間関係で悩むこともありますし、助産師は、看護師の免許も持っているため、看護師としての仕事も任せられ、仕事が増えてストレスになることもあります。
1年目を乗り切るには、分娩介助に携わることがない最初のころに、早くローテーションに慣れ、業務を効率的に行えるように工夫することが大切です。
分娩介助をするようになったら、毎回振り返りを行い、先輩から指摘されたことを忘れないようにして、次回に活かすようにしましょう。
また、バランスの取れた食事をし休養もしっかり取ることも重要。
自らの健康維持も体力が必要な助産師の働き方を支える糧となっています。